VYMに投資
メインはオルカン。一部NISA口座でVYMに投資しています(ポートフォリオ全体の7.5%ほど)。
12月分の配当金が入金されました。
今はひとまず外貨受け取り設定。ドルが貯まったら再投資します。
さて、さて、SBIからまたまた、新投資信託設定(VYM/SPYD)のお知らせがあり話題となっています。
わざわざ「分配重視型」と謳っていますが、その人のフェーズによって「再投資する/しない」をスイッチできるのでしょうか?
www.sbigroup.co.jp
配当金は間違いなく励みになりますが、使うフェーズか貯めるフェーズかなどによって評価が変わりますかね…
本家を比較してみました。
VYM/SPYD/HDV チャート比較(配当再投資)
※2016年~
配当再投資後のトータルリターンもVYM優勢です。したがって利回りだけで判断するのは危険です。
もはやメインはVYMで良さそうじゃん…とも思いますが、
主要インデックスと比較すると…
VYM/SPY/VT チャート比較(配当再投資)
※上記に合わせて2016年~
さてさて、トータルリターンについては、SPY(S&P500)>VYMは、容易に想像できますが、VT(全世界)対VYMはどうでしょうか。
配当金再投資のトータルリターンでは、
SPY>VYM>VTとなりましたが、ほぼ VYM≒VTとなり、米国vs全世界ほどのインパクトはありません。
さらに再投投資しないで配当金を使ってしまうと…
投資信託でも分配型のVYM/SPYDが登場
米国高配当株ETF(SPYD&VYM)に投資する年4回決算型ファンド2本の募集・設定のお知らせ(SBIグローバルアセットマネジメント)- PR情報|SBIホールディングス
トータルリターンをちゃんと計算すると、増やすフェーズの方は、配当に惑わされることなく、分配金を自動で再投資してくれる、オルカンやS&P500を選択したほうが良さそうです。
とはいえ、配当金は退屈なインデックス投資家にとっては、やはり励みになるもの。
そして、トータルリターンはVT≒VYM、SRはVYMの方が良いとなると、
私のようなリタイアが近いシニアの出口戦略として、「NISA枠でVYM」は、十分ありと思います。
リタイア後、オルカンを定率や定額で売却しNISA枠が翌年復活しても、すでに使うフェーズなので有効活用できるか不明ですし…
というわけで、私はこれからもポートフォリオの10%ぐらいVYMを保有し続ける予定です。
年をとって面倒になったら、円貨受け取りにしておけば、いつの間にかマネーブリッジで楽天銀行に入金されているというわけで楽ちん。
妻の理解もスムーズでした(←いつ何が起こるかわからないのでコレ大事)。
為替手数料が都度発生しますが、180万保有して3%=5.4万配当があったとして、手数料は年間100円程度ですから無視できるレベルです。
ということで、VYMは投資信託でなく、今まで通り米国ETFでいきます。
新規投資信託は、
・本家ほど配当が安定しない
・たこ足の可能性
がありますからね。
というか、楽天ではSBIシリーズ買えないし(;'∀')
それでは。