Nowhere Man(50代から投資と健康と浦和レッズと)

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MEMO:資産(アセットクラス)の分散。『債券と金』低コスト投資信託&ETFまとめ


今さらですが、投資の基本の一つに
『アセットクラスの分散』
があります。

私の場合は、
【株式/債券/金】
分散投資を行っていますが、今まで米国ETFでしか買えなかった商品がここにきて投資信託、国内ETFで、しかも低コスト続々発売されています。
株式は元々様々な商品が揃っていましたので、ここでは私が保有している債券と金についてまとめました。

総合債券

加重平均残存期間8.47年。米国でメジャーな総合債券AGGの国内版です。(BNDともほぼ同じ)
投資信託は内部再投資、2256の配当はAGGの直近の実績です。AGGとは資産総額に圧倒的な差がありますので配当率はこれより低くなると思われます。

米国債20年超

レイダリオのオールシーズンポートフォリオでおなじみTLTの国内版です。
株暴落の際、逆相関が期待できます。
ここ数年の利上げ半ば(金利3%ぐらいでフライング)で購入して大いにやられてしまいました。
ヘッジ無しは昨年11月の上場ほやほやです。
ブラックロック・ジャパン ヴァイス・プレジデント(副社長?)の渡邊氏が
投資家の「ぜひヘッジ無しの債券を上場させてほしい」の声を反映させたと言っていました。
ホントに散々やられましたわwww

米国債0-3ヶ月ETF

ちょっとマニアックか?昨今の利上げにより低リスクで金利5%前後と話題になっていたクラスです。
ドル預金やMMFの代わりということでしょうが、ほぼ為替(アセット自体の標準偏差0.08)となりますので、5%前後の利回りとはいえ円高で飛ぶ危険がありますね。どういう人が使うんだろうか?

※1/19追記
なるほど、2012については分配金はセーブのようですね。

ドル円の値動きに加え、米国短期金利の利回りがプラスされます。円高局面に移行した場合でも、利回り分のリターンが期待できる商品です。

東証マネ部記事
money-bu-jpx.com

米国債7-10年ETF

総合債券と残存期間が近いので似た値動きとなりますが、株暴落時はより逆相関の傾向になります。
1656は利上げ下でも為替によりとても安定していました。現金の置き場として、換金も一瞬でとても重宝しました。
今はすべて売却し新NISA成長枠オルカン資金になりました。

青線:1656 黄線1482(ヘッジ有)

渡邊氏が言っていた(ヘッジ無しを出してくれ)のはこのことですね。
前出の2621はもっと悲惨でした・・・

地政学リスク、ドルの代替え通貨、株暴落時の備え…と、日に日に存在感が増しているアセットです。
ドルと逆相関が定説ですが、高金利、ドル高にも関わらず安定感がありました。
これまでの常識があてはまらないのは、世の中が平和じゃないってことでしょうか。残念なことです。

これまで金の投資信託は経費率が高いものしかありませんでしたが、SBIサクッとシリーズが一気に下げてきました。
決算前で隠れコストが不明ですが、朝倉氏が参画してからのSBIシリーズは徹底的に低コスト。
成功すると確信して発表している感じがします。
私は1540(国内保管型ということに信頼を置き、コストは受け入れています)に投資していますが、コスト軽減のため一部をSBIサクッと純金に振り分けています。IGLNというETCについては現物裏付けがあるようですがよくわかりません。
SMTシリーズはこれでもSBI登場までは低コストのほうでしたが、IAUやGLDを買うだけファンドみたいですから、ここはGLDMに変えて信託報酬を下げて欲しいですね。素人考えですいません…

円建ての金、半端ないって…
青線:ヘッジ無し、オレンジ線:ヘッジ有り

ドル高のままでしたのでこのアセットでも為替ヘッジ有りは逆効果になりました。