積立王子(つみたて王子)こと中野晴啓(なかのアセットマネジメント)さん、田村正之さん(日本経済新聞社)がゲストで全3回。
「50代・60代からの新NISA活用術」が面白かったです。
【60代以降の出口戦略】新NISAを取り崩したい場合はどうする?もしもに備えたリスクマネジメントの考え方<積立王子•中野晴啓&日経新聞・田村正之が解説③> - YouTube
視聴者の質問に答える形式です。
自虐の田村
冷静に突っ込む中野、井戸
の構図がとても面白いです。
もしもの時(急病、認知症や死)のリスク管理の質問でのお二人のやり取り。
田村:あとはやばいもの捨てちゃうとか。昔のラブレターとか、奥さんが見て「キー」ってなるものとか…
中野:それ資産じゃないし。負債ですね、それは!田村:NISAは枠が大きくなったんで僕も浪費癖を直さないと。まず出血を止めないとね。
中野:田村さん、全部飲み代に消えて投資に回すお金がないんですよね?非常にレアな方ですよね。
もちろん
・金融資産一覧表を作っておく
・日ごろから家族と金融資産を共有しておく
・遺言信託で意思を書面に残す
・iDecoは亡くなってから3年以内は「みなし相続財産」、一人当たり500万円の非課税枠があるので、iDecoやっていることをちゃんと伝えておく、
などまじめな内容です。
田村さんって初めて拝見したけど、面白い人だな…と思っていたら、
俺、この人の本、最近読んでましたわwww
こんな風貌の人だと思わなかった(いい意味で)。
日本に目立つ好成績な高配当ETFも
動画と本の中で、日本の高配株の話があったのでちょこっと。
私がメインに投資しているオルカンの国内比率は5.5%ほど。
時価総額加重なのでしかたありませんが、為替リスクを考えるともう少し日本に投資したいと、昨年からアクティブファンドも含めて調べていました。
Jネクスト(実際に少額投資した)や黒潮など研究したのですが、どうしても高いコストに見合うとは思えませんでした。
かといってTOPIXや日経平均を足すぐらいならオルカンでいいや…と。
そんな時にたどり着いたのは日本の高配当ETF。
一般的に高配当株は成長が少ない業種に偏ってしまい、トータルリターン(分配金+株価指数)が市場平均より劣るものが大半なわけですが、日本の場合はやや状況が異なっています。
田村正之著:間違いだらけの新NISA・イデコ活用術より
このところの東証の要請の影響が大きくチャートに反映されているのを差し引く必要がありますが、日本の場合バリュー株が好調な時期が多いということが高配当ETFのトータルリターンが良い要因です。
日本株の高配当ETFで経費率は0.3%前後、配当率は3~4.5%ほどのものが多いです。ちょっと経費率高め、景気敏感株比率多めではありますが十分検討の余地がありそうです。
私は経費率0.2%で景気敏感株の割合そこそこの「中配当」ETFを少しだけ保有しています。
また、動画の中で
・ETFの分配金は健全に運用利益になった分だけをフルに出す
・投資信託の分配金は運用サイドがある種勝手にコントロール(いわゆるタコ足の可能性)
と、最近は流行りの分配型投資信託について注意喚起されています。
▼緩くて面白いです▼
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