10日発表の米消費者物価指数は3ヶ月連続で予想を上回り、利下げ予想後退。
当国の首相が米国でリップサービスする中、さらなる円安に。
スピーチがウケていたようだけど、アメリカの議員にウケるということは、アメリカにとって「利」があると思われたということなわけだから、後で言質を取られ不利な外交をしないか心配になる。まぁ、それなりの頭がいい人が考えたのだろうから、私が心配することでもないですが。。。
Market Watch
そんなこんなで、金利上昇。
大統領選挙を控えインフレが収まらず、FRBは板挟み、難しい舵取りになっているのが容易に想像できます。
まったく先が読めませんが、私のようなインデックス投資者は、決めたポートフォリオに淡々と入金するだけ。
All You Need Is 入金
3種の神器チャート(年初来)
「株」、違う値動きの「金」、逆相関期待の「長期債」
の年初来チャートWATCHです。
円建て
株式:2558 金:1540 長期国債:2255 2621
さてさて、金が年初来S&P500をオーバーパフォームしていますが、私が多く保有する1540ゴールデンフルーツのチャートがおかしなことになっているようです。
他のETFとの乖離がすごいことに。
・1540→大阪取引所先物価格
・1672、1326→ロンドンでの金先物価格✖️USD/JPY為替レート
・1328→金現物裏付けなし
と、各ETFで連動対象が違うので、日本とロンドンの為替の計算タイミングでこうなっているのか?
私のような素人には分かりませんが、1540は最も信頼できる金ETFということで、心配はしないで、
Golden Slumber
ゆっくり休みましょう。
My Portfolio
※All Season
リタイア後の理想ポートフォリオを模索し、株と逆相関期待の米国長期国債と、違う値動きの金を、それぞれ円建てETFの「2621/2255」、「1540金の果実」中心で運用するとどうなるかの検証。見守ってやってください。
・とうとう、金部門の騰落率が株式部門を抜き去り+47.5%に。保有商品は1540が75%、残りの25%がSBIのサクッと純金ヘッジあり、なし、GLDMです
・金利上昇で長期債部門は続落
・コアポートフォリオ全体で、騰落率先週比+2.0%。株も債券も下がった中で、金が牽引し分散投資の効果発揮
(※2024年からの新NISA開設に伴い、株式の一部を特定口座からNISA成長枠に移動しましたので、株式の騰落率は本来より低くなっています)
株と逆相関を狙った長期債分散。もう長いこと金利が下がらず日の目を見ませんが、
ヘッジなしの「2255」上場のタイミングで2621の半分を2255に移行しましたので、円安状況が続きそれほど大きくはやられていません。
もちろん「株安、円高」という最悪のシナリオに備えての「ヘッジあり」なのですが、株安でドル安になっても、なお世界中で最も円が安いという事態もありそうです。
機を見て全部2255にするか、さらにリスクを抑えてリタイア後は先進国債券に統合でもいいかもしれないなぁ、と最近は考えたりしますが、ここまできたらもちろん上がるまでHOLDです。