Nowhere Man(50代から投資と健康と浦和レッズと)

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いよいよ『iシェアーズ 米国債20年超 2255」新規上場 11/28から

11/28からいよいよ『iシェアーズ 米国債20年超 」新規上場です。2621のヘッジ無し版です。
moufutokojiki.hatenablog.com

SBIさんから「シレっと米国長期債券」が出ないかなぁ~とずっと望んでいましたが、
moufutokojiki.hatenablog.com
東証が(ブラックロックジャパンがか?)叶えてくれました。嬉しい~
レイダリオのオールシーズンポートフォリオやパーマネントポートフォリオを信仰している私としては、ワクワクが止まりません。
コードは「2255」と奇跡のエンジェルナンバー。幸先もいいじゃないか。

インデックスは・・・

FTSE米国債20年超セレクト・インデックス(国内投信用、円ベース)

TLTの指数は「IDC US Treasury 20+ Year Index (4PM)」という名前ですが、いつもTLTと2621のチャートをチェックしていますので、同じような値動きとザックリと捉えて問題ないかと。

長期債ETFは株と逆相関が期待できるアセットで、私が保有している2621はヘッジ有りなので、
・今後不況になり株価下落➡利下げ➡円高
となると最高な環境となります。

逆に新規上場2255はヘッジ無しのため、円高に振れてしまうとその分相殺されてしまう可能性があります。
せっかく株と逆相関になってもさほど効果なしとなると、どっちがいいか悩ましいところです。
分配金(過去12か月利回り)は現在
TLT:3.72%
2621:2.50%
と、円建て版はちょっと寂しいことになっています。
立ち上がったばかりの2255においてもしばらくは期待できないと思われます。
(口数が急増すると分配金が希釈化されてしまい下がるなど、安定しない)

とはいえ、今まで散々「為替ヘッジ」という余計なことをして損失を出し続けたマイ・ポートフォリオが、ようやくヘッジあり呪縛から解放されるか!?と思うと期待が高まるのです。
(それにしても長きにわたり円弱すぎだろ!と言いたくなりますが・・)

チャート

割と長い期間(2005年~)からのチャート発見。めちゃ薄で見にくいですがグレー線のヘッジ有りチャートと比較しています。

これを見ると2009年~2012年(ドル円90~80円ぐらいで推移)はヘッジ有りに負けていますが、その後は安定しています。

グレ線が見にくいのでコントラストを調整してみましたが…(;'∀')

2020年ごろのピークから現在までをざっくり読み取ると

ヘッジ無し 270➡200 騰落率-25.9%
ヘッジ有り 220➡100 騰落率-54.5%

どちらも長期債ならではのボラティリティの大きさがあるものの、やはりヘッジ無しのほうがポートフォリオには断然組入れやすいと思います。

参考までに、

iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF ヘッジ時有り・無し

青線:1656(ヘッジ無し)/黄線1482(ヘッジ有り)

1656は利上げの状況でも円安でプラスになっています。

2621➡2255だとしたらマイナスも半分程度で済みそうです。

結局どっちがいいのか?

・2255で株下落&円安のままならバンザイ! 長期保有もあり
・2621で株下落&円高でバンザイ! タイミングがより重要
という感じで、どっちもどっちですが、
すでに早まって2621でやられているマイ・ポートフォリオ的には、
・2621:来年再来年は「利下げ➡2621やっと上昇!」に期待してHOLD
・2255:今からコツコツ購入。徐々に2621➡2255にスイッチ
という戦略にしようと思います。

ドル建てVGLT(バンガード版の経費が安い長期債)も少し保有していますが、こちらは、その時円高ならドルのまま保有、円安の時に(使いたければ)円転、ということで簡単です。

これまで散々な目に合った「ヘッジ有り呪縛」。
個人的には、余計な事せず「為替は受け入れる」が正解だったな、と大いに反省。良い経験をしました。
そして今後、予想だにしなかった円高! という状況になると、「やっぱりヘッジだっただろう」と無限ループになるわけですが・・・

日本国債変動10年

家内も賢く利用している日本の国債変動10年も0.46%と金利が上がってきました。
発行後1年経過すれば、途中解約可(直前2回分の利子が差し引かれる)ですので、事実上元本割れなしの使い勝手のいい無リスク資産です。
www.mof.go.jp