Nowhere Man(50代から投資と健康と浦和レッズと)

_/_/_/ 定年間近の "Nowhere Man" 老後の準備、お金と健康と趣味の備忘録 _/_/_/

平均点狙いの投資「2024からのNISA ベターな投資信託」


私の投資は平均点狙いの(のつもりの?)ポートフォリオを組んでいます。
値動きを均す狙いで米国長期債やGOLDを組み込んではいますが、概ねこのような変形60/40のアセット比率を目標としています。

50代から投資ですので暴落時にも狼狽しないようなアセットアロケーションと思っていますが、実際に暴落したらどうなるでしょうか。
今後も記録していきたいと思います。

因みに「My INDEX」さんで計算すると(円ベース)

リターン リスク シャープレシオ リーマンショック コロナショック
My Portfolio 8.0 12.7 0.64 -40.3% -14.1%
先進国株100%(参考) 9.7 18.7 0.52 -52.6% -22%

という感じです。
こう見ると、たいしたポートフォリオではないのですが、実際には米国長期国債を入れていますので暴落時はもう少し成績が良くなると思います(思いたい)。

2024NISAに適した投資信託は「バランスファンドがベター説」

さてさて、2024年からのNISAにはバランスファンドがベターではという説が、私の中で盛り上がっております。
新NISAは、ご承知のとおり資金に余裕があれば、最短5年で1800万円の枠が埋まります。
アセットアロケーション投資にはリバランスが必須なわけですが、新NISAは売却しても簿価で枠が復活するという素晴らしいルールとなりました。
しかし、例えば株式:債券=50:50のポートフォリオが年率5%(株7%、債券2%程度)で成長したとして、10年後の2034年に株式60%:債券40%となり、リバランスを行うとします。株式を売却して債券を買えばいいわけですが、(※)一番古い残高から優先的に売却されるルールとするとすると、2024年購入分の株式は利益が約半分のっている(72の法則)ことになりますから、簿価の復活も売却額の半分となり、購入する債券の半分がNISA枠外となります。また、同年度中に枠が復活しないので、年末売却、年始購入と、できるだけ間を開けないようにする必要があります。
(計算があっているといいのですが…)

という感じで債券も含んだ平均点投資家にとっては、少々ややこしいことになってしまいます。
債券をNISAで買うのか?という議論は別の機会に譲るとして、ほったらかしてもすべてNISA枠内でリバランスが完結するバランスファンドが平均点投資家には「ベター」な選択ではないか?

という地味なことを考えていたりします。
「債券じゃなくてキャッシュでいいだろう」と言われると元も子もありません。あしからずwww
(私の方針は今年一年ゆっくり考えます)

(※)2023.2.4追記:売却ルール=「平均単価で売られたものとして簿価が復活。積立投資枠と成長投資枠とそれぞれわけて総平均を計算する。売るときにどちらの枠を売ったのか選択してもらい、翌年その分の枠が復活する」がルールのようです。 (ブロガー座談会での金融庁の回答より)

4資産バランスファンド

GPIFに倣った4資産均等バランスのコロナからの回復にみる安定感は素晴らしいものがあります。
バランスファンドのデメリット=「経費率が高い」は、最近は過去のものとなっています(4資産バランス=ニッセイ・インデックスバランスファンド 経費率0.17%)。

※オレンジ線が4分割バランスファンド

老後は年金もNISAも4分割に賭けるのもいいかも。