Nowhere Man(50代から投資と健康と浦和レッズと)

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2022-11-26 50代から投資記録 「実は、世界は民主的ではない⁉」

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Markets

実は、世界は民主的ではない⁉

今週気になった記事はこちらです。
media.rakuten-sec.net

楽天トウシルの「逆さから見る民主主義 コモディティ価格はどう動く」という記事です。
要点をまとめると、

スウェーデンヨーテボリ大学のV-Dem研究所が公表する、自由民主主義指数

を見ると、「どちらかといえば非民主的」と答えてしまいそうな分布になっている

第二次世界大戦直後、民主的でない国は徐々に減少し、それと同時に民主的な国が増え始めた
・民主的でない国の増加がはじまったのは、2016年ごろから。英国の国民投票EU離脱派が勝利したり、トランプ氏が米大統領選挙で勝利したりした年、他よりも個を重視するムードが高まった年

なぜ、民主的であることが推奨されにくくなったのか

・民主的であればあるほど、ルールは増える(廃止されるルールの数よりも制定されるルールの数の方が多い)
・ルールが乱立すると、できないことが増える⇒できないことが増えると、窮屈さや不自由さが強まる⇒不安定な社会

危機勃発後、民主主義と距離をおく国が増加

旧ソ連産油国、アフリカ資源国。これらは「ロシアに反対しない」国々が属する。こうした国々は、ロシアを否定する動機が薄い
・ロシアを「否定しない」国々の多くは、民主的の度合いを示す数値が低い。こうした国々はロシアの強い求心力に吸い寄せられて一つの塊となり、反民主主義・反西側体制を構築しているように見える

「分断」は今後もインフレを加速させる要因に

・今、私たちが直面しているコスト・プッシュ型インフレには、ロシアを否定しない国々の思惑が絡んでいると考えられる
・「出さないロシア」は、制裁目的で「買わない」運動を繰り広げている西側(資本主義陣営)に対抗するためのもの、「産油国による口先介入」は、「脱炭素」を推進する西側の運動に対抗する価格維持策として実施されている節がある
・そう考えれば、先に事態が悪化するきっかけをつくったのは、「西側(資本主義陣営)」と答えても間違いにはならない気がする
ウクライナ危機は、民主主義陣営と非民主主義陣営の間の溝を深くしており、民主主義陣営の国数減少に拍車をかけるきっかけになる可能性もある

結論

・これらのことは、危機が長期化すること、引いてはコスト・プッシュ型のインフレが長期化する可能性があることを、示唆している


ちょっと本筋とはそれますが、『民主的であればあるほど、ルールは増える』というのは、身近でもよくあることです。
私の会社でも、一つ問題がおきるととルールやマニュアルが増え、どんどん非効率になっていきます。
例えばミスが出ると、再発防止策として「チェックする項目を増やします」と現場から報告が上がりますが、よくよく検証すると、現状のマニュアルをきちんと実施していないことによるミス発生ということが多いのです。まずは、今の決まり事をちゃんとやろうよ…と。

身の回りの小さな宇宙は、大きな宇宙の縮図。
というようなことをこのニュースを読んで思いつつ、
世界平和を願い、目の前の愛する人を大切にします・・・と、あらぬ方向にまとめますwww

民主的、かつ、強い(正しい)リーダーの存在が理想的。岸田首相、NISA改革も頼みます!

My Portfolio

10年金利が下がり、長期債(2621)の純資産総額も引き続き上昇中。

利上げは続くものの、ペース鈍化と予想する人が多く、マイ・ポートフォリオも全体的には上昇。
長期債も少しずつですが、マイナスが減っています。
株式が軟調でも、債券やゴールドが輝き、分散投資してよかったという、しぶといポートフォリオに育てたいと思います。