Nowhere Man(50代から投資と健康と浦和レッズと)

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50代から投資記録 2023-5-13 直近の米国デフォルトはどうだった?

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Market Watch

グズグズとした相場が続きます。
今週は長期債が上昇ですが・・・

3種の神器


1ヶ月チャートを見るとそのグズグズ加減がかわります。

相関の低い3つのアセットなので見事にジグザクしていますが、全体では平行移動。

さてさて、米国の債務超過問題が話題。
政治的駆け引き満載ではありますが、直近ではオバマ政権の2011年7月にデフォルト直前までいき、米国債がAAAからAA+に格下げ(S&P)になっています。

その時相場は?

SPY/GLD/TLT


株が下がり、格下げされた国債自体はむしろ安全資産として買われるという、素人にはよくわからんことになっています。
私のポートフォリオもしぶとく粘ってくれればと思っていますが・・・

My Portfolio

先日の記事で取り上げた「SBI・Vシリーズ、iシリーズ」ですが、私のポートフォリオ(投資方針)で気になるのはやはり
・AGG(米国総合債券)
・IGLN(ゴールド)
この2つですね。
これまでは私のような積立投資家の場合、AGGを毎月コツコツ買うとなると1万円では1株も買えないし、配当金が入っても二重課税になるし、1株再投資できるまで数カ月~数年かかり投資効率はあまり良くありませんでした。
そのAGGが投資信託で買えるということは、配当金の税金が繰り延べ内部再投資になり、毎月定額でコツコツと積み上げればよい資産になるはずです。
現在は利回りも2.5%~3%近くになっていて良い時期に発売されたと思います。

マイ・ポートフォリオをどうするか

現在債券部門は、中期債と長期債、そしてeMAXIS S.の先進国債券を組み込んでいます。
変更するなら中期債か先進国債のところでしょうか。
中期債は長期債ほどではないですが株式暴落時の逆相関性があり(マイ・ポートフォリオの狙い)、AGGや先進国債券のような総合債券は、株式暴落時はたいてい下落しますが、株式より下がり幅が小さく、戻りが早いという特徴があります。どちらもリバランスの原資(債券を売って下がった株を買う)になります。

実行デュレーション 分配金利回り
IEF 7.56年 2.27%
AGG 6.27年 2.57%
先進国債 6.8年 2.85%

 ※先進国債券は2511のデータ
 ※それぞれの運用会社資料からデータをとったので、配当利回りの計算方法が違うかも(直近×12、直近1年の合計)。あくまで目安ということで。

先進国債券をAGGに代えてしまうと債券部門が100%米国になってしまうので代えるなら中期債のところかなぁ。
それとも暴れ馬の長期債を今後の利下げで上がったタイミングで売却し、「AGG/中期債/先進国債」あるいは「AGG/先進国債」で投資信託のみにするのが無難なのかな。

米国の優秀なETF投資信託で信託報酬が安く手軽に定額で買えるようになるなんて・・・
その都度選択肢が増えてしまい悩ましい今日この頃なのです。