Nowhere Man(50代から投資と健康と浦和レッズと)

_/_/_/ 定年間近の "Nowhere Man" 老後の準備、お金と健康と趣味の備忘録 _/_/_/

50代から投資 ちりつも『貸株』

債券を中心に国内ETFに投資をしています。
チリも積もれば…少々マニアックですが、貸株サービス(保有している株を証券会社に貸出すことで、相応分の金利が受け取れるサービス)を利用し、コストを少しでも安くする方法です。

貸出中は所有権が証券会社となり配当金や株主優待が受けとれないため、それを避けるため下記のような設定があります。

以下、楽天証券の場合

金利優先
権利確定日も貸株を継続し貸株金利を取得します。権利確定日(1日分)の貸株金利が通常の5倍になります。配当金は、配当金相当額としてお客様の預り金に入金されます。株主優待は受け取ることができません
株主優待優先
株主優待の権利確定日に、自動的にお客様の口座へ株式を返却し、株主優待の権利を取得します株主優待情報がない場合は、配当金が配当金相当額としてお客様の預り金に入金されます。
株主優待・予想有配優先
株主優待や配当金の権利確定日に、自動的にお客様の口座へ株式を返却し、株主優待や配当金の権利を取得します

私は③の「株主優待・予想有配優先」を利用し、しっかり配当金も受け取っています。
貸株中の売買も通常通りできます。
ただし、(私は保有していませんが)株主優待株の場合は②③の設定でも注意が必要です。

貸株の注意点

・①の配当金相当額の場合→税区分が雑所得
・証券会社の倒産の場合株が返ってこない場合あり
・NISA枠は対象外
・権利確定月の他に基準日が設定されている場合や決算日以外でも臨時株主総会などで株主を確定し、株主名簿として登録した場合、その株主データを長期保有の株主条件として含む場合など、株式返却に対応できない場合あり

楽天証券の場合は、一つの株で設定すると自動的にすべての国内株に設定されてしまいますので、株主優待株を除く場合は個別に設定しなおす必要があります。

信託報酬と相殺する

信託報酬と相殺してコストダウンと考えてもいいですし、分配金と合算して利回りアップと考えてもいいですね。
私の場合、信託報酬と相殺するとこんな感じ。

銘柄コード 銘柄名 貸株金利 信託報酬(税込) 相殺後
1540 純金上場信託 0.10% 0.440% 0.340%
1656 IS米国債7-10ETF 0.80% 0.154% -0.646%
1659 IS米国リートETF 0.10% 0.220% 0.120%
1678 NFインド株 0.10% 1.045% 0.945%
2621 IS米国債20年ヘッジ 0.10% 0.154% 0.054%

なぜか「1656」の金利設定が0.80%と高く、信託報酬を0.646%上回っています。

毎日金利が計算されます


※入金は月1回です

少々マニアックですが、1度設定するだけですので手間もありません。
私の保有銘柄の場合はデメリットが「楽天証券が倒産する」こと以外見当たりません。

これが一番危なかったりして( ´艸`)

J1リーグ第32節「浦和レッズvsサガン鳥栖」とチャーシュー

ひどい試合が続きモチベーションが上がらず、2試合ぶりにレビュー。

久しぶりにFWがいるサッカーを堪能

リンセン いいですねぇ~。やっぱりFWらしいFWがいると、サッカーが楽しいですね。
ユンカーも生き生きと楽しそうにプレーし1得点。しっかりリンセンがDFを引き連れていました。
サンフレッチェ戦のお返しとばかりに、前線プレスから、はにかみ佳穂さんが追加点。

まだまだリンセンが欲しいタイミングでパスが入らない印象ですが、合ってきたらかなりやってくれそうです。

山下良美レフェリーも落ち着いていましたね。

今日はちょうど90分、チャーシューの下茹でをしながら観戦しました。

このあと女子卓球決勝です。
両エースと長崎で行きそうです。(→早田ではなく木原でした)
彼女たちが最初から頂点を見据えているのは、ドイツ戦を勝利した後の素振りでわかります。

休日に楽しみなスポーツがあるのは幸せなことですね。


チャーシューはこちらのレシピで作りました。(→私にはタレが甘すぎでした。次回は砂糖を減らします)
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「物価連動債追加知識」と2021-10-8 50代からの投資記録

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Markets

米国債10年、ドル円も上昇
・S&P500も上昇ですが、機関投資家の短期売買に一喜一憂しないことが肝心。インデックス投資は世界経済の成長に賭ける投資ですので、豊島逸夫さんの言う通り、一喜一憂せず落ち着いて積み立て。こういう相場こそ、ドルコスト平均法が真価を発揮する時です

moufutokojiki.hatenablog.com

My Portfolio

引き続き、債券部門が下降傾向です。先週物価連動債の値動きについて、「インフレでも利上げ局面では価格が下がる」ということを記事にしましたが、解説動画があったので追加知識としてMEMOしておきます。

物価連動国債(TIP)は実質金利に連動

・10年実質金利=10年国債利回り-10年期待インフレ
・実質金利がマイナス→TIPリターン向上、実質金利がプラス→TIPリターン低下
つまり
金利が上がらずインフレ率だけが上がればTIP向上
・インフレ率が上ってもインフレを抑えようとして金利を上げてこうという局面ではTIPマイナス
・逆に、利下げを行えば実質金利が低下しTIPリターンは向上
結論
・TIPもあくまで債券なので金利の影響を受ける。このことを把握したうえで投資を検討する

私の保有するVTIPは短期債なので元々値動きは小さく、かつ、円安の恩恵で低速ではありますが安定しています。
利下げを行えばリターンは向上しますが、今度は円高の影響を受けリターンが相殺され、やっぱり低速安全運転・・ということですかね。
それでもインフレ時の配当利回りが向上する分良しとする、そのような資産のようです。

先週の記事
moufutokojiki.hatenablog.com


こちらの動画で勉強させていただきました。
youtu.be

豊島逸夫さんがバッサリ斬る! この上げ信じてよいのか?



豊島逸夫チャンネル
ぶっつけ本番で飾りっ気のない語り口が好き。
金投資をしているのもあり、この人の出ている動画をよく見ています。

投資の情報収集をしすぎると、ついつい短期投資の動きに振り回され余計なことをして失敗します。
私の投資のコアはインデックス投資。目的は老後資金。
相場に踊らされ目的を見失わないようにしないと…

今日の豊島逸夫チャンネルは神回でした。

長い動画ですが、私のような初心者は最後だけ聞けば十分です。

最初に結論をバッサリ

「今の米国株価、信じていいのか?→私は信じられません!
まともなファンドは買えてない。超短期筋の売り」

そして動画の最後に金言

「皆さんも一喜一憂せず、冷静に、株だったらもうこりゃ積立に限りますよ。
私だってもう積立しかやらんもん。プロだからリスクがわかって。プロほどね資産運用、地味なもんですよ。
プロほどリスクを骨身にしみて知ってるから。
ロングタームで見ればもうこりゃコツコツ積み立てると。株でも外貨預金でも金でも同じことを言っているんですよ。

この人にこんな風に言われちゃうとぐうの音も出ない。

いやぁ、筋金入りとはこのことだわ。あっぱれ!


youtu.be



kikinzoku.tr.mufg.jp

私も1540(金の果実)を保有しています。
1540は純金の地金に裏付けされており、現物が日本国内に保管されているETFです。

ふるさと納税2022



今年のふるさと納税品の候補です。
楽天お買い得マラソン期間中の5のつく日に買いまわります。

普段から使う日用品を購入することで、より節税効果が高くなります。
私は日用品枠として毎年ティッシュペーパーとトイレットペーパーを購入し、その他1~2品はお楽しみ枠としてぜいたく品を購入します。

今年のお楽しみ枠は『大粒ホタテ』

大振りで刺身でも焼いてもおいしいとあちこちで評判です。

こちらを参考にさせていただきました。

ちゅり男さんのブログは毎日お邪魔して勉強しています。
www.churio807.com


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9月のささやかなる配当金と10月の買付


長期債を中心に一部ETFで運用している分のささやかなる配当です。

今月は、3ヶ月に一度の安定の「VYM」と、
先週窓を開けてズドンと下げため利回りがえらいことになっているウィズダムツリー新興国市場高配当ファンド「DEM」の配当がありました。DEMは中国の金融系も多く、リスキーなサテライト枠投資となりますのでほどほどにしたいと思います。

こんなニュースも構成銘柄の鴻海精密工業 ホンハイ・プレシジョン・2317:TT TAIWANにとっては悪影響か。

www.bloomberg.co.jp

9月の配当収入

銘柄 利回り USD/JPY USD
VCLT 4.65% 144.75 1.67 242
VGLT 2.92% 144.75 2.87 415
DEM 18.57% 144.75 47.79 6,918
VYM 3.23% 144.75 46.52 6,734
合計 98.85 14,309

※10/1の為替で計算しています

2022年配当収入

配当収入(円換算) 夫婦携帯・ネットの合計(円)
1月 5,578 6,881
2月 2,249 8,347
3月 5,080 6,378
4月 7,031 6,155
5月 6,787 6,200
6月 8,141 6,274
7月 9,977 6,598
8月 2,494 8,861
9月 14,309 5,870
合計 61,646 61,564

塵も積もれば・・・ とうとう通信費と並びました。

10月の定期積立買付ファンド

(※NISA枠は使い切っているのですべて特定口座)
楽天証券
eMAXIS Slimオールカントリー」
eMAXIS Slimバランス8資産均等型」
eMAXIS Slim先進国債券」
「SMTゴールドインデックス・オープン(Hあり)」
eMAXISプラス コモディティインデックス」
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)」
「IS米国債20年ヘッジ(2621)」

SBI証券
「バンガード米国短期インフレ連動債ETF(VTIP)」

スポット

iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(1656)」

「物価連動債の真価問われる」2022-10-1 50代からの投資記録

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/moufutokojiki/20220701/20220701202748.png

Markets

・S&P500続落も-5%ルール点灯ならず。このルールでは、前週比-3%~4%が続いても「買い」とならないので、今のようにゆるゆるとじわじわと連続した下げが続くと、気がつかぬうちに買い場を逃すかもしれない。
といっても、今は毎月の積立投資以外の余剰金はあまりありませんので観察するのみですが…

米国債10年も4%超えていくのでしょうか。ツイッター界隈では、来年、再来年の利下げ転換を見据え、長期債ETFを買い始めたという投稿が目に付くようになりました。
私が保有している2621(TLTと同じ指数)も2週連続資金流入です。
私はすでに落ちてるナイフを何度も拾い、血だらけですが、、、

TLTは2013年の水準に。さすがにお買い得か?


直近利回り2.77%
円高・高利回り」なんていう債券購入に好条件な相場は来るのでしょうか?

My Portfolio

ポートフォリオは全滅です。
利上げ、スタグフレーションと騒がれる今は、株も債券も同時安で分散投資が機能しません。
コモディティは、以前からしっかり投資している人はまだまだ利が乗っていると思いますが、「コモディティサイクル到来!」と騒がれて今年から乗っかった私の場合は、利益を吐き出しマイナス突入です。

物価連動債はスタグフレーション時のリスク対策になるか

利回りはしっかり物価と連動して高くなっています。

利回り
VTIP 7.52%
TIP 16.45%
AGG 2.55% (参考)

物価連動債といえば「TIP」ですが、年初来のチャートは、物価連動債と言いながら度重なる利上げには勝てず、他の債券同様下がっています。(仕組みはよくわかりません)


茶色:VTIP  紫:TIP 水色:AGG(参考)

私は「バンガード短期インフレ連動債インデックス・ファンド・VTIP」を3.5%ほど保有していますが、短期債だけに下落幅を抑え比較的堅調な値動きをしていて、円換算ではプラスです(※現在ドル建てで-5.31%、円換算で+6.54%)。

バンガードのターゲットデートファンド(※)にも採用され、晩年に比率を増やしていくことからも、為替リスクのないアメリカ人にとっては、老後のインフレ時のインカムとして有効と思います。(※日本でいうターゲットイヤーファンド。出口年齢に近づくにつれ自動でリスクの小さい資産の割合を増やしていくバランスファンド)

VTIPは2012年設定来50USDを平均として52.76~47.75と、上下5%の幅でうろうろと安定しています。
難しいことはわかりませんが、「下がっても-5%」という安定感から、私はドル貯金のつもりで投資しています。

リスク資産の損益が『マイナス』になった時から、あなたの資産運用は始まります

こんな投稿が増えてきました。
カンさんのブログ

特にここ数年でつみたて投資を始めた人へ。

このような『理不尽な下落』は辛いものですが、
これにいちいち「反応」していると
体がいくつあっても足りません。

株式市場の本質は・・ジェットコースターなのです。

基本は体に悪いことをするわけで、
それを上手く乗りこなして(なんとか)乗り切った人が、

その代償として「プラスのリターン」を手にするわけです。

今こそお勧めの本

今のように経費率が安い投資信託がなかった時代から、ブレずに淡々とインデックス投資を続けた記録。情報が少ない時代に、世界の成長を信じ、暴落を乗り越え投資を続けられた人が成功するのですね。
特に第5章の「涙と苦労のインデックス投資家15年実践記」は、心が揺らいでしまう度に何度も読み返しています。
実際に体験した著者の迫力満点の記録。説得力が半端ないです。