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・米国債10年がまたまた上がっています
・ドル円も微増。まだまだ円安が続きそうです。そうなると私のオールシーズンポートフォリオ部門の肝である米国長期債『2621ヘッジあり』のヘッジコストが気になりますね。正確なところは調べようがありませんが、
(※モーニングスターHPより)
3%~4%かかっていることになりそう。これだけ急激に円安に振れるとヘッジ有り商品を持つのも心が揺れます。
下手ですね。
ヘッジ有り商品を保有しているアセットの内訳
GOLD
銘柄 | アセット内保有率 | 評価損益率(円換算) |
---|---|---|
純金上場信託(1540) | 80% | +8.8% |
SMT ゴールドインデックス・オープン(ヘッジ有) | 20% | -10.0% |
アセットトータル | 100% | +4.4% |
米国中・長期債(一部長期社債)
銘柄 | アセット内保有率 | 評価損益率(円換算) |
---|---|---|
IS米国債7-10ETF(1656) | 13% | +5.5% |
IS米国債20年ヘッジ(2621) | 44% | -8.2% |
EDV | 27% | -9.9% |
VGLT | 12% | -1.2% |
VCLT | 4% | -5.3% |
アセットトータル | 100% | -6.2% |
円高時はヘッジ有り、円安時はヘッジ無しに変更していく方法が一番効率が良いですが、それは相場を読むことになり、私のような素人にとってはあたふたと後追いをし、結果的に悪手となりそうです。
そもそも東証ETFには米国長期債のヘッジ無しのファンドがありません。中期債1656(IEFと同じ指数)を少しだけ保有しているのも、長期債ほどではないものの株と逆相関の傾向があるからです。今は円安の影響で利上げにも関わらず予想外の活躍をしていますが、、、
最近外貨定期預金の報道が目立ちますが、今からさらなる円安に賭けるのは悪手になる可能性があります。
1年定期で4%の利息がつくとして、税引後3.18%。例えば1年後ドル円が145円→140円程度になっていたら、為替手数料も加わり、円転後に簡単にマイナスになります。高い為替手数料を設定している場合もあり、さらに注意が必要です。結局のところ、日ごろドルで生活している人やドルで投資している人でない限り、相当なリスクがあります。安易に飛びつくものではないと思います。
外貨定期預金が大幅増
新生銀、半年で残高6割増 海外利上げ・円安背景に2022年9月7日 2:00 [有料会員限定]
中長期で外貨に投資する外貨定期預金の開設が活況だ。新生銀行の外貨定期預金残高は半年間で6割超増え、ソニー銀行では1カ月間の新たな預入額が半年前から8割増えた。海外の利上げが背景にあり、ソニー銀のドル預金金利は半年で10倍超に上昇した。海外との金利差はなお拡大する見通しで、これに伴い円の先安観も強い。外貨建て資産を持つ個人の動きが広がっている。
周りが騒いでから後追いするとろくなことになりません。これは3年程度の私の浅い投資キャリアでも何度も痛い目に合って分かったことです。
円安でも円高でもインフレでも暴落でもしぶとい、そんなポートフォリオを私は持ちたい
ゴールドは現在ヘッジ有りのみ積み立てていますので、このままいけば数年後には「SMTヘッジ有」と「1540」の保有率がやがて50:50になり、円高、円安どっちに振れてもいいようになります。
中長期債部門で言えば、半分ヘッジの無い1656にしておけば良かったですが、これも今さらの後追いです。今は高いので買えないですね。
ヘッジ有、無を50:50で持つということは、為替リスクに対して下振れを抑えますが、同時に今のような上振れの恩恵も抑えてしまうということを受け入れることになります。老後のポートフォリオ全体の安定を狙ってのゴールド保有ということですのでしばらくこれでやってみようと思います。
株の暴落に備えて値動きの違うアセットに分散し、同時に為替リスク、、、何やらややこしくなってきました。
円安時、円安時の両方、そして暴落を経験して初めてこのポートフォリオの評価がわかります。
どうなるか楽しみです。
My Portfolio
今週は全滅ですね。
今後は8資産バランス均等型を中心に様々な通貨を積み立てていきます。
moufutokojiki.hatenablog.com
↓カンさんの出口戦略でも一例として、安全資産:8資産均等=3:7が提案されています。