今さらですが・・・
「アセットバランスで8割運用成績が決まる」というノーベル賞を受賞したアセットアロケーション理論があります。
投資信託は何を買ったらいいか?という前に、リターン目標を決定してどんなアセットバランスにするかが先ということですね。
50代から投資
私がリスクが大きいと言われる「50代から投資」を始めたのは
・それなりのキャッシュ(投資に回さない分)が準備できたこと
・家計の最適化により、66歳からの年金で足りない金額はせいぜい年60~80万ぐらいと資産
・リタイア直後にリスク資産が暴落しても10年行けそうなことから66歳以降も運用が続けられ、平均健康年齢72歳を目処にしても15年以上の運用が可能なこと
そして、何より勉強や情報収集が面白かったということですね。よく、積立投資なら口座は頻繁に見るな、と言われますが、私の場合は、経験が浅いのもあるかもですが、かなり頻繁に見ていて、ポートフォリオも毎日コネコネあれこれ計算して妄想しています。変態の域です。
さて、肝心のアセットアロケーションですが、暴落で狼狽失禁売却しないようなマイルドなアセットアロケーションをあれこれ考え、リスク資産が40%暴落したとしてもキャッシュを含めれば全体の損出は20%というようなアセットバランスで試算しています。
・リスク資産:無リスク資産(キャッシュ)=50%:50%
・「リスク資産50%が暴落で×60%=30%」+「無リスク資産50%」=80%
悲しい想定ですが、リタイア直後に暴落しても年金不足額×10年分以上のCASHがあれば、贅沢をしなければリスク資産の回復を待てます。
とはいえ、健康寿命を過ぎてから金持ちになっても意味がありませんので、大きな波がない理想的なアセットアロケーションを模索していきたいです。
アセットアロケーションとマイポートフォリオ
アセットアロケーション(キャッシュ除く)
おおよそMaxDrowDown30%~40%で見積もっています。
オーソドックスな全世界の株式と債券で75%。残りの25%は値動きの違う債券とコモディティで構成し、大枠で「株+リート60%」、「債券その他で40%」の、変則60/40ポートフォリオです。